MASS 共同利用 メンテナンス記録

MASS共同利用

MASS共同利用 メンテナンス等の記録

Adv フィラメント交換

今週20日の法定点検 全館停電にむけて機械の電源を落とす。

まだ切れていないけど、Advのフィラメント交換を行う。

取り出したところで違和感。

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Trap 側の下のケーブルが抜けている!!

2016年にTrap側を外したことがあるが、簡単には外れない場所です。

しっかり差し込みました。

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V24使用

スリット、汚れています。

来年度こそ、本当にイオンソース洗浄をお願いしたいです。

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前回交換は2019.5.7 (フィラメント切れていた)

cermass.hatenablog.com

その前はちょうど一年前(予備的交換)

cermass.hatenablog.com

ドラフト使用不可

12月13日(金)14時ごろ、実験室に入った際、ドラフト内にキラッと光るものが。

側に寄るとドラフト内にガラスが飛散!!

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ドラフト内のガラス。写真撮影の為に、全面扉をあげました。

上部蛍光灯の保護ガラスが落ちて割れています。

発見時、前面扉は通常通り、下部10cmが開いている状態でした。

しかし、床にも割れたガラスが複数落ちていました。

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全体図

12日(木)20時ごろまで研究員がこの部屋で作業 異常なし

13日(金)6時 共同利用者がこの部屋で作業 異常気づかず

10時半 他研究室の技術補佐員が見たときにはすでに割れていた(報告なし)

14時 各方面への報告

おそらく13日の6時から10時半の間に起きた模様ですが、この間、地震や工事なし。

同じ階に複数の人がいましたが、誰も物音に気づかず。

原因不明です。

尚、ドラフト内の電灯は12月5日に壊れたと6日に報告をうけ、替えの電灯と点灯管を発注。新しいものと交換しましたが、つきません。

照明器具の故障もしくは断線と思われます。

 

いましばらくドラフトがご使用いただけません。

 

精密天秤部屋について

精密天秤部屋には共用のワーキングスタンダードおよび秤量セットを置いています。

使用後は元に戻してください。

 

また、秤量、錫箔包みの際の台として、従来のステンレス板に加え、手鏡(鏡板)を置きました。

埃やこぼれたものが見えやすいです。

ただ、落とすと壊れた時に危ないです。取り扱い注意!

また、これまでステンレス板の傷防止にアルミ箔を巻いて保管していましたが、専用の保存袋を用意しましたので、アルミ箔は使用しません。

#アルミ箔を巻いたまま作業している方がいました!!

 

天秤部屋からアルミ箔は撤去します。

 

また、今回たまたま共用のスタンダードの小瓶に錫箔から戻している人を見つけました。

一旦、出した試薬を元の瓶に戻す行為は絶対にやめてください。

#今回目撃した小瓶は交換済みです。

 

また、水平が保てていないまま秤量する、秤量中に机に足や台を接触させる、鉛筆を机に置くなどすると、天秤の精度が下がります。

ご注意ください。

 

尚、PLUSADVANTAGE をご利用ください。

無断使用はお断りします。

 

PLUS 燃焼炉交換

先日温度が上がらなかったPLUSの炉、技術者に来ていただきました。

まず炉を取り出して、抵抗値を確認。

中のヒーターが断線していることがわかりました。

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抵抗確認

そこで、新品を取り付け。(左)

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センサー部分を裏側へ

新しい炉のセンサーのケーブルには何か黒いものがついている。。。

 

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交換後の炉

シリアルナンバーの銘板がつくようになったそうです。

 

炉を交換する際にささえの鉄の板を外したら、かなり汚れていました。

こんなところが汚れるんですね。

何でしょう?

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炉の支えの汚れ

これで使えるようになったはずです。

急な不調でご利用予定のグループには大変ご迷惑をおかけいたしました。

 

Safety cut off 炉の交換へ

利用者の方より、左の炉(燃焼炉)の温度が上がらないとの報告。

右(還元炉)はちゃんと温度が上昇しているが、左は20度室温を示していました。

Statusでみると、Safety cut offの表示が!

EAの電源入れ直し等では対応できず。

断線かとおもったけど、そうでもない。

 

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正面からみたところ

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パネルをあけて裏側からみたところ

となると、炉全体の交換になるようです。

ご利用者の多い時期に大変ご迷惑をおかけいたします。

いましばらく、PLUSはご利用いただけません。

 

燃焼管還元管廃棄

毎年恒例、使用済み燃焼管、還元管廃棄の手続きに入りました。

今回は通常管(燃焼管41本、還元管43本)、細管(各8本)の廃棄です。

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今回燃焼管に近年みられた煤の付着はありませんでした。

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還元管で気になったのはクオーツウールが上に吹き飛んでいるものが見受けられること。

おそらく、リークがあった際に増し締めするために?いったん緩める等をして上にクオーツウールが吹き飛んだと思われます。

この管の使用者もしくは次の使用者の時に還元管と水トラップの間のステンレスチューブの配管詰まりが発生しています。

尚、クオーツウールはサーモの技術者さんにきいたところ、急に管が太くなって流速が変わることを防ぐために、上まで詰める方が望ましいとのことです。

とても少ない方もいらっしゃいますね。(同じ使用者です)

また、この還元銅の使い回しは推奨しておりませんが、ご希望があればお持ち帰り可能です。管理者まで声をかけてください。

#今回、別の機器で一部再利用しました。

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細管の利用者が増えてきました。

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還元管の最後のクオーツウールは少なめに、無理に詰め込みすぎないのがコツです。

また、通常管、細管ともにパラフィルムで蓋をするのは燃焼管の上だけでよいです。

4個とも塞ぐと、ビニールにくっついたり、管同士がくっついて、かえって破れてしまいます。

 

また、メモにはどちらの機器を利用したか、前使用者名を記入するよう、おねがいいたします。

ご協力よろしくお願いします。

 

 

改造等は自己責任でお願いします。